頑張っても落ちない「お腹周りのお肉」の正体
食事制限や運動を頑張っているのに、なぜかお腹周りだけが痩せない。
体重は落ちているのに、ウエストにくびれがなく、いわゆる「寸胴体型」に見えてしまう。
最近、このような悩みを抱える方が非常に増えています。
「もっと運動量を増やさなきゃダメなのかな?」
「年齢のせいだから仕方ない?」
そう思っている方も多いかもしれません。
しかし、実はその原因が脂肪や筋力不足ではない可能性があるのです。
新事実|原因は「開いた肋骨」にあるかもしれません
これまであまり意識されてこなかった部位、それが肋骨です。
「肋骨なんて、人生で一度も気にしたことがない」
そう感じた方も多いのではないでしょうか。
実は、肋骨は体のラインや代謝、内臓の働きに深く関係しています。
肋骨が本来の位置よりも外側に開いてしまうと、見た目だけでなく体の内側にも大きな影響が出てしまいます。
肋骨が開くと体の中で起きていること
肋骨が開いた状態が続くと、内臓を支えている筋肉が下方向へ引っ張られます。
その結果、内臓同士が圧迫され、正しい位置を保てなくなってしまいます。
内臓が下がると、消化・吸収・排泄といった内臓機能が低下しやすくなります。
内臓機能の低下は、そのまま基礎代謝の低下につながります。
つまり、食事量を減らしても、運動をしても、
「燃えにくい体」になってしまうのです。
姿勢の崩れがさらにボディラインを悪化させる
肋骨が開くと、肋骨自体が下がりやすくなります。
すると自然と猫背になり、胸の位置も下がってしまいます。
その結果、
・お腹が前に突き出る
・ウエストにくびれができにくい
・全体的に老けた印象になる
といった変化が現れやすくなります。
こんなサインがあったら要注意
以下に当てはまる方は、肋骨の開きが影響している可能性があります。
- 以前よりブラジャーのアンダーがきつく感じる
- 体重は変わらないのにウエストだけ太くなった
- 横から見た時にお腹が前に出ている
- 呼吸が浅く、疲れやすい
特にアンダーバストの変化は、肋骨の開きを判断する一つの目安になります。
肋骨を整えることが「くびれ」への近道
肋骨を正しい位置へ導くことで、内臓が本来あるべき場所に戻りやすくなります。
すると内臓機能が活性化し、代謝も自然と上がっていきます。
また、姿勢が整うことで胸の位置が上がり、
ウエストとヒップの差が生まれやすくなります。
無理な筋トレや過度な食事制限をしなくても、
「本来の体のバランス」を取り戻すことが、くびれ作りの大切なポイントなのです。
まとめ|痩せない原因は体の使い方にある
お腹が痩せない、くびれができない原因は、
努力不足ではなく体の構造的な問題であるケースも少なくありません。
肋骨の状態を見直すことは、
見た目の変化だけでなく、体調や呼吸、疲れやすさの改善にもつながります。
まずは自分の体に目を向け、
「なぜ痩せないのか」を根本から見直してみましょう。